ねるねるねるねは体に悪いか?CMの魔女を思い出す
朝早起きした下の子と一緒にテレビを見ていると、クラシエフーズの知育菓子「ねるねるねるね」のCMが流れる。
すると下の子は「ねるねるねるね、たべたいたべたい」と言い始めた。
どうもこの系統のお菓子は体に悪いようなイメージがあって昔から敬遠しているのだが、前に1回食べさせてから相当時間も経っているので、まぁたまにはいいかなぁという気持ちになる。
そこで子供たちに「今日、買い物に行った時に買おっか」と約束。
その後、「ねるねるねるね!ねるねるねるね!」と下の子は何かにつけ喋っていた。
CMの魔女を思い出す
ねるねるねるねは僕が子供の頃から存在した。
当時はクラシエではなくカネボウ。知育菓子とも名乗っていなかった。
初めて見た魔女のCMは今でも印象深く覚えている。
CMに出てくる魔女のセリフがだいたい記憶に残っているくらいに。
魔女「ねるねるねるねはへっへっへ。
練れば練るほど色が変わって。
こうやってつけて……
うまいっ!」
効果音(テーレッテレー)
歌「練っておいしいねるねるねーるね」
こんな感じだったかなぁ。
僕の母親は「体に悪い」と言って、やはりなかなか買ってはくれず。
YouTubeにクラシエの知育菓子公式チャンネル「ねるね研究室【公式】」に、魔女が登場する最近のCMがアップロードされていた。
ねるねるねるねは体に悪いか?
近くのショッピングセンターに立ち寄り、子供たちとお菓子売場に向かう。
下の子はねるねるねるね一択。4種類のラインナップから一番値段の高い商品を選んだ。
おたのしみねるねる。ん~、実にお楽しみな感じ。
上の子はさんざん悩んだ末に、同じくクラシエのポッピンクッキンシリーズ「おえかきグミランド」に決める(これについてはまたあらためてエントリーに書く)。
こういうカテゴリーのお菓子って、カラフルな色使い、膨らんだり固まったりという形の変化、色の変わり様などからケミカルな印象があり、体に悪いというレッテルを貼られやすいように思うんだけど、実際はどうなんだろう。
今回買ったねるねるねるねシリーズ(おたのしみねるねる)の袋の表面。
保存料や合成着色料は使っていないとの表示がある。
公式サイトによると、赤紫色は赤キャベツの葉っぱ、黄色はクチナシの果実、青色はスピルリナという藻類を使用しているそう。
また、色の変化には、赤キャベツやブルーベリーなどにも含まれるアントシアニン系の色素を用いているとのこと。
あと、「カルシウムたっぷり」らしい。
次は裏面。
ねるねるねるねの原材料や成分。
その辺にあるお菓子とあまり変わらない。
極端に体に悪いってこともないように思う。
脂質が少ない分、スナック菓子よりいいと感じた。
その更に下。
ねるねるねるねは混ぜると膨らんでくるが、その仕組みの説明が書いてある。
そういえば小学生の頃、科学クラブに入っていた時に、これと同じ仕組みを利用して、飲むラムネを作ったっけ。
重曹が多すぎると苦くなって、配分が難しかった記憶がある。
こうやって見てみると、とりたてて体に悪いってこともないんじゃないかなぁと思った。毎日主食として食べる訳でもないし。
ねるねるねるねの作り方
上に書いたYouTubeのねるね研究室【公式】チャンネルに、ねるねるねるねの作り方を詳しく解説した動画がある。
ねるねるねるね ねるねるねるねのつくり方 - YouTube
わざわざ作り方の動画を見なくても、袋の説明書を読みながら簡単に作れるのがねるねるねるねのいいところ。
写真の下が、下の子が作っているねるねるねるね(おたのしみねるねる)。
手先や指先を使い、順番や仕組みを考えながら作業するので確かに「知育菓子」という感じがする。
写真のピンク色がまぜまぜして膨らんだイチゴケーキ味のねるねる。
茶色はチョコソース。ぐるぐるかき混ぜる。
早朝から念願だったねるねるねるねが完成。
「おいしい~」とニコニコ。
いろいろな食べ方が楽しめるから「おたのしみ」ねるねるなのかなぁ~。
キャンペーン中ということで
封入されているおまけシールの裏側に、こんなくじがついている。
公式サイトで番号を入力するとすぐに結果が分かるらしい。
早速、子供と一緒に挑戦。
公式サイトに移動して番号を打ち込む。
結果はざんねん!
世の中そんなに甘くない。お菓子なのに。
ねるねるねるねの種類
公式サイトの商品紹介によると、ねるねるねるねには現在4種類のラインナップがあるよう。
スペシャルバージョンのなぞなぞねるねる。
そして、今回下の子が選んだおたのしみねるねる。
以上の4種類が今のところ公式サイトに掲載されている。
CMの魔女を思い出しながらねるねるねるねを子供と混ぜ、なんとなく懐かしい気分になった。へっへっへ。
僕が子供の頃の商品はどうだったのか分からないが、今のねるねるはそれほど体に悪いということもなさそう。
追記(2015年8月25日)
ねるねるねるねの公式サイトの商品紹介を見ると、現在、上に書いた「なぞなぞねるねる」が姿を消し、新たに「ひみつのねるねる」が登場している。
一度は「ひみつ味」を食べてみたい。