カナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの違いと見分け方を写真で見る
しばらく前、仕事から自転車で帰宅する途中、道ばたに1匹のトカゲを発見した。
体は黒に金色のしま模様、尻尾は青色(メタリックブルー)。表面はつるつる、すべすべした感じ。
家に帰ってこのトカゲの種類を調べてみると、「ニホントカゲ」というなかまの子供(幼体)らしい。
このブログにはカナヘビやヤモリなど色々な生き物が登場するので、折角だからカナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの違いと見分け方を写真で見つつ、比較してみたいと思う。
カナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの違いと見分け方を写真で見る
それでは過去のブログ記事もまじえながらさっそくまとめてみる。
写真で見ておけば、実際に出遭ってもだいたい見分けられるように思う。
カナヘビ(ニホンカナヘビ)
住宅地や公園をはじめ様々な場所で見つかる爬虫類の仲間。
色は褐色。表面がざらざらしていて光沢がないのが、ニホントカゲとの違い・見分け方になるかな。
体の長さのうち尻尾の占める割合が大きいのも特徴。
カナヘビについては、以前にこんな記事を書いている。
ニホントカゲ
これも至るところに住むは虫類のなかまだが、僕は住宅街で見かけることが多い。
幼体は冒頭に書いたとおりの体色なんだけど、成長すると縞も青色も次第に薄くなり、褐色になるらしい(あんまり見たことがない)。
カナヘビとの違いと見分け方は、体表がつるつる、すべすべしているところかな。
この記事はだいぶ前に「カナヘビ」として書いているけど、よくよく見るとニホントカゲのような気がする。
写真をひっぱってくるとこんな感じ。
尻尾もわりと短いし表面も光沢があるから、ニホントカゲの成体のように思う。
ヤモリ(ニホンヤモリ)
民家とその周りで暮らすようで、わが家にもよく出没する。
見分け方といっても、これは見た目でわかるかも知れない。
ガラスなどのつるつるした壁面も自由にぺたぺたと歩き回れる指を持つのも、カナヘビ・ニホントカゲとの違い。
窓の外側にくっつくヤモリ。
ヤモリはうちによく出るからブログ記事の数も多い。
カナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの共通点は
カナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの違いと見分け方を写真で比較してみたけど、逆にそれらの共通点は何かあるかなと考えてみた。
尻尾を自切し、再生できるところ
カナヘビもニホントカゲもヤモリも、尻尾を自切(敵に襲われそうになったり驚いたりしたときなど逃げるために自分の尾を切る)し、再生できるところ。
いずれも昆虫などの小さな生き物を食べるところ
これも共通点といえるかな。肉食性なところ。
ヤモリが窓ガラスにとまった虫を食べる瞬間の記事。
狙いを定めてパクッと食べる。
最後に
写真で見るカナヘビ・ニホントカゲ・ヤモリの違いと見分け方ということで、自分の経験などから書いてみたけど、何か間違いがあったらお教えください。
子供たちと一緒に生き物を見つけたり、つかまえたりしたときに、何という名前か、どうしたらいいか等をきちんと教えてやれるよう、知識を身に付けておきたいと思う。