マシュケナダの意味。オリジナルとカバーとおばさんと
今年、個人的にブームな音楽が「マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)」。
オリジナルは1960年代にブラジルで流行ったボサノヴァの楽曲なんだけど、様々な国の歌手がカバーし、少し前には自動車のCMにも使われていた。
GoogleアンケートモニターというAndroidアプリでちょこちょことアンケートに回答し、報酬のGooglePlayクレジットがけっこう貯まったので、マシュケナダをダウンロード。音楽を購入するのは本当に久しぶり。
マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)の意味
タイトルのマシュケナダは、当時の地元のスラングで「おい、どうしたんだよ」という意味らしい。
僕はときおり、昔流行した洋楽を聴くのだが、単純に曲調や雰囲気で楽しんでいることがほとんど(あまり意味は分からないまま)。
マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)についてもそう。
オリジナル、ジョルジ・ベン(Jorge Ben)のマシュケナダ
僕がGooglePlayストアで買ったのはオリジナルの楽曲で、作曲したジョルジ・ベンが歌っているマシュ・ケ・ナダ。
上のCM動画に使われているカバーも軽快でいいんだけど、オリジナルはジョルジ・ベンの伸びのある歌声が心地よい。
- アーティスト: Manuel Gusmao, Pedro Paulo, Luis Carlos Vinhas, Dom Um Romao Jorge Ben feat. J.T. Meirelles
- 出版社/メーカー: Lilith Records
- 発売日: 2014/04/20
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セルジオ・メンデス(Sergio Mendes)のカバー
マシュケナダは1966年にセルジオ・メンデスがカバーし、世界的に知られるようになった。
今でもよく耳にするアレンジはこの楽曲で、上の自動車のコマーシャルに使用されているのもこれ。
ザ・ピーナッツのマシュ・ケ・ナダ
日本でもたくさんの歌手がカバーしているが、最近ニュースで名前を聞いたザ・ピーナッツも歌っている。
ピーナッツらしい作品で、個人的にはこれも好き。
フィーリン・グッド~ピーナッツの新しい世界(紙ジャケット仕様)
- アーティスト: ザ・ピーナッツ
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由紀さおりのカバーも
アメリカのジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニと、由紀さおりとがカバーしたバージョン。
日本語の歌詞をつけ、大人っぽいムードで歌われるマシュケナダ。
Pink Martini&Saori Yuki - マシュ・ケ・ナダ / Mas que nada
子供たちからはおばさんの歌と
歌詞の「オバオバオバ」の部分が耳に残るからか、子供たちからは「おばさんの歌みたい」との声。
先日は車の中でマシュ・ケ・ナダをかけつつ家族で出かけたら、お昼の外食先や、その次に向かったショッピングセンターでも、それぞれ違うカバーの楽曲が流れていて、子供に「お父さん、嬉しいやろ~」と言われてしまった。
今の時季に合うメロディーだし、ブラジルでのオリンピックが近いからかも知れないな~。