ファルカタ集成材で本棚の棚板を。強度は心配だけど価格は安いのが特徴か
しばらく前に本棚をもらったのだが、棚板を無くしたそうでなかなか使い始められずにいた。
少し時間ができたから、棚の寸法を測って木の板をホームセンターから買い、はめ込んでみる。
購入したのはファルカタという木の集成材。
ふだんDIYはしないので、奥行きの合う板を見つけ、ぴったりの長さにカット加工してもらった。
ファルカタ集成材とは
ファルカタは東南アジアなどで育てられているマメ科の木。
本当のところは草の仲間だそうで、早ければ5年で伐採できるほど成長するのが速い。
そのファルカタ材を繊維に沿って重ね、樹脂ではり合わせたのが集成材。
選んだ理由は
とくに木材の種類を事前に調べたわけではなく、価格が安いという点だけ。
シンプルな見た目にも惹かれた。
ファルカタ材の特徴は
下はファルカタ集成材の写真。
調べたり実際に触ったりして分かった、ファルカタ材のおもな特徴をまとめてみる。
桐に似ている、木肌は白い
桐のような材質で独特な匂いがする。南洋桐とも呼ばれるそう。
木肌は白くて木目も少ない。
軽い、柔らかい、加工しやすい
軽くて柔らかいから加工が簡単。カッターナイフでも削れそうなので小物などの工作に合いそうな気がする。
逆に強度は低いので、ちょっとしたことで傷がついたり、へこんだりし、木目に順えば手で割ることもできた。釘やネジを打っても効きが弱そう。
価格が安い
上にも書いたがほかの木材と比較すれば安価。
本棚に棚板を足してみた
買ったのは13ミリほどの厚さのファルカタ集成材。ぴったりサイズにホームセンターでカット加工した。
キズやヘコミには弱そうだけど、木目に逆らえば、棚板として物を乗せてもけっこう強度はある感じ。
ただ、本棚の本体と色が合わないので、茶色のニスか何かをいずれ塗ってみたい。
そう思っているうちに「まぁいっか」となりがちなんだけど。