チャイルドシートの助手席への取り付けは違反ではないけれど
家族で出かけた先の駐車場などで、チャイルドシートを助手席に取り付けた自動車をよく見かける。
上の子供が生まれた頃に、基本的にシートは助手席にはつけないものと聞いた。
実際、当時購入したチャイルドシートの取扱説明書にあった取り付け方は、そもそも助手席に設置することは想定していないような書き方だった。
国土交通省やメーカー各社のページを眺める
チャイルドシートの使用が法律で義務付けられているのは6歳未満。
いずれも後部座席への設置が推奨されている。
助手席に取り付けるのは法律違反ではないようだけど、エアバッグが装着された座席には絶対に取り付けないようにと書いたページは多い。
最近は助手席にやむを得ず装着することを想定している自動車(チャイルドシート)もあるよう。
それでも助手席に取り付ける場合には、前向き、座席を目一杯後ろに下げて、とのこと。
以下は「国土交通省ホームページ」へのリンク。
チャイルドシートは正しい知識で安全に利用しよう(平成24年度チャイルドシートアセスメント) | 自動車総合安全情報
助手席に取り付ける理由
事情があってそこに設置しなければならない場合もあるかも知れない。
赤ちゃんや小さな子供にしたら、隣りの運転席にいる親の顔が見えるのは安心だろう。
親としても楽だと思う。手がかかる時期でぐずったりした時なんかは特に。
後部座席に設置する
上の子供が赤ちゃんの頃、運転中に泣き出して、ずーっとそのまま。
せいぜい声をかけてやるくらいしかできないのが、何とももどかしかったように覚えている。
でも、自動車は家の中とは違うし、便利だけど危険のつきまとうもの。
子供をそばに置いてやりたいというのは分かるけど、運転中は運転に集中するのが原則だし、子供が泣いたとしても世話はできない。
違反かどうかはともかく、チャイルドシートを助手席に取り付けるのも後部座席に装着するのも最終的には親の考え・判断なんだろうけど、子供の安全を考えたら後部座席に設置するべきじゃないのかな。