FF6「仲間を求めて」をカノンさんの歌詞付きボーカルアレンジで聴いた
小学生の頃、親に頼み込み、お年玉の貯金を使ってファミコンを買った。
最初に購入したソフトは確か、当時流行っていたRPGのドラクエ3。
マリオのようなアクションゲームが得意でなかった僕は、それからファミコン、その後スーパーファミコンの色々なRPGにはまり、今ではあまり見かけなくなったあやしげな中古ソフト店でそれらのカートリッジを買って遊んでいた。
中でもよくプレイしたゲームは、ファイナルファンタジーシリーズ。
最初に購入したのはファイナルファンタジー3で、当時はみんな「ファイファン」と略して呼んでいた。
いつ頃からか「ファイファン」はダサいということになって、皆「FF(エフエフ)」と言うようになっていた。
それはそうと、小学生・中学生の僕には、BGM・ストーリー・きれいなグラフィック・細かい演出・イラスト(天野喜孝さん)などがマッチした落ち着いた世界観が心地よく、特にそのゲームの場面場面でかかる音楽が好きだった。
植松伸夫さんという方が作曲していたのだが、僕はファイナルファンタジーシリーズのサウンドトラックCDを小遣いを貯めては買い、部屋でよく聴いていたように覚えている。
好きだったBGMの一つがFF6の「仲間を求めて」という曲。
ゲーム後半で、散り散りになった仲間たちを捜しながら世界を旅するときに流れる音楽なのだが、雰囲気がその場面にとてもぴったりだった。
ファイナルファンタジーVI オリジナル・サウンド・ヴァージョン
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高校を卒業後はあまりテレビゲームをすることはなくなり、働き始めるとゲームはまったくしなくなった。
ただ、やっぱり植松伸夫さんの音楽は好きで、昔のファイナルファンタジーの音楽をよく聞いている。
今年、FF6の「仲間を求めて」にカノンさんという歌手の方が歌詞を付けたボーカルアレンジを初めて聴いた(収録されているカノンさんのアルバム『A New Story』は2011年4月に発売)。
歌詞は英語で、懐かしい曲とカノンさんのきれいな歌声がマッチしていてとても良かった。
最近はこの曲を自動車の運転中に流している。
今週のお題「今年買ってよかったもの」〈2014年をふりかえる 2〉のテーマで書いてみた。