映画プリキュアオールスターズ春のカーニバルを観た個人的な感想と提案
この前、少し離れたシネコンに家族で出かけ、3月14日に封切られた「映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル」を観てきた。
プリキュアの映画は1年に2回
プリキュアの映画は現在、年2回のペースで公開されている。
うち1回は春。
過去のシリーズのプリキュアが総出演する「オールスターズ」というもの。
プリキュアのテレビアニメは毎年2月に新シリーズへと切り替わり、キャラクターも一新されるため、その橋渡し的な役割も持った映画なのだろうと勝手に考えている。
もう1回は秋。
その時のテレビで放映されているアニメシリーズのキャラクターが活躍する映画。
映画プリキュアオールスターズ春のカーニバルを観た個人的な感想と提案
全体的には子供たちと一緒に楽しめた。
また、特典のドレスアップキーも喜んでいるよう。
でも折角なので、今回のオールスターズ映画を観て個人的に思ったところを書いてみる。
子供たちが映画に参加する仕掛け
今までのオールスターズ映画では、「ミラクルライト」という小さなライトが配られ、映画の中からの呼びかけに合わせて、点灯させてプリキュアを応援するという、子供が映画に参加する仕掛けがあった。
観覧する子供たちを映画に引き込む効果があったように思う。
今回は「ミラクルライト」はなくなり、まったく新しいオールスターズと宣伝されていたように思う。
映画の公式サイトに「一緒に歌って踊ろ」とあって、映画のパンフにも主題歌の歌詞や、振り付けが書いてあった。
また、歌とダンスをテーマにしていて、歌に合わせてキャラクターがダンスを披露する映像がたくさん盛り込まれていた。
ただ、映画の中で歌やダンスを生かした仕掛けはなかった。
小さな子でたまに立って踊っている子はいたけど、親としては、映画の中からの呼びかけがないと、映画館だし原則「静かに座ってみようね」と言わざるをえないんじゃないかなぁ。
いろいろな歌やダンスを見られるのはよかったのだけど、テーマとした設定があんまり生かされていないんじゃないかな~と思った。
勝手な提案として、一緒に歌えるようにしてはどうでしょう。暗い中で立って踊るのは危ないので、手だけ踊れるようにして、プリキュアを応援というのはどんなもんでしょうか。
歌とダンスがテーマ
歌とダンスがテーマということで、たくさんのシーンが盛り込まれていた。
過去からの全シリーズのOP曲とED曲よりシリーズ毎に1曲選ばれ、新たなアニメーションと3Dダンス映像を加えて流される。
ストーリーの中には組み込まれていてはいるんだけど、どうしてもそこで流れが切れてしまうように感じた。
映像は新しく作られていてとてもよかったんだけど、総集編を見ているような感じがして、新しい映画というより「振り返り」という印象を受けてしまったような。
ゲスト声優
プリキュア達よりゲスト声優の悪役コンビがしゃべるシーンが多かった。
ゲスト声優(お笑いコンビ)の人はもともと俳優ではないけれども、やりとりは面白く、上手に演じておられた。
でもあれだけセリフが多いのなら、やっぱり声優の人が担当した方がいいんじゃないのかなぁ。
プリキュアの人数
プリキュアの映画を好んでみる女の子の年齢って、映画館にいる子供たちを見ると、やっぱり大体3~6歳くらいが中心なんじゃないかぁと思う。
だいたいこの期間で見れるシリーズって4~5シリーズくらいか。
となると、今から10年前のシリーズのキャラクターって、今映画に来ている子供たちにはちょっとなじみがないんじゃないのかな。
40人もいると全くしゃべらないキャラクターもいる(まったくしゃべらないのはなんか違和感がある)ので、それよりは直近4~5シリーズ位のキャラクターに絞って内容を深めたらいいのかも。
でも、今回登場したキャラクターはそれぞれ個性が出ていてよかったと思う。
エンディング
主題歌をモーニング娘15が歌うというのは知っていたが、エンディング映像に急にモーニング娘15が登場して驚く。
プリキュアっぽいコスチュームは着ているんだけど、映画の流れからもっとうまい入り方はないのかなぁと思った。
僕はモー娘。(昔の)は知ってるんだけど、子供たちはなかなか分からないよなぁ。
結論
本当に個人的な感想になってしまったけど、子供たちが楽しめたのならそれでいいかなぁと思っている。
ドレスアップキーも喜んでいるみたいだし。
映画を作ってくださった皆さん、どうもありがとうございました。
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