ニホンアマガエルの鳴き声と寿命とそして毒!?
先日、家族でうどん屋さんに入って昼食を済ませお店の玄関を出ると、すぐ近くから「グワッグワッグワッグワッ」とカエルの鳴き声が聞こえた。
和食のお店なので、入り口がちょっとした庭園風(日本風の植え込みがあり玉砂利が敷かれている)になっているのだが、どうもその中で鳴いているよう。
生き物の気配を感じると探してみたくなる悪い癖が出て、長女と一緒に茂みの中をのぞくと……。
発見!
玉砂利の色に擬態するニホンアマガエルだった。
これまた悪い癖で写真を撮り始める(下がその画像)。
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ニホンアマガエルの体の色
野原や田んぼなどでよく見かけるのはだいたい黄緑色の背中のものだが、今回発見したニホンアマガエルはまだら模様のある灰色だった。
周りの色や環境に合わせ、ホルモンを使って体色を調節しているとのこと。
まるで忍者のように石と同化し、上手に隠れている。
ニホンアマガエルの鳴き声
この蛙を見つけられたのは、結構大きな音の鳴き声のおかげ。
鳴き声を出すのは全部オス。
のどの部分をふくらませて音を響かせている。
ぷくぅーっと。
このニホンアマガエルの鳴き声が人間の耳にどう聞こえるか、僕は「グワッグワッグワッグワッ」と受け取った。
かえるの個体によって鳴き方に多少の違いはあろうけど、聞く人によって表現は様々。
色々なサイトやブログを巡ってみると、
- 「ゲロゲロ」
- 「ケッケッケッケッ」
- 「ゲッゲッゲッゲッ」
- 「グェッグェッ」
- 「グエッグエッグェッ」
- 「クワックワックワックワッ」
- 「グェコグェコグェコ」
などなど。
どの鳴き声が正しくてどれが間違いということはないのだが、実際に自分の耳で聞いてみるのが一番いいと思う。
ニホンアマガエルの寿命
寿命については研究している人によって色々説があるみたいだけど、自然界で暮らすニホンアマガエルの寿命はどんなに長くても4年から5年くらいのよう。
人間が飼育し、10年を越えて生きたものもいるみたい。
今回のアマガエルは何となく落ち着いた顔をしているけど、いったい何歳くらいだろう。さすがにパッと見じゃあ分からない。
凛々しくも可愛らしい姿。
ニホンアマガエルの毒!?
今回調べて初めて知ったのが、この何となくかわいいニホンアマガエルも毒性を持っているという事実。
Wikipediaを読むと、この毒は普通に手で触る分には問題ないらしいんだけど、カエルに触れた手で傷口とか目や口などの粘膜部分を触るのは避けるのが望ましいそう。
子供の頃から今までずっと、見つけたらぴょんと手に乗せたりしていたので、それほど強いものではないにしても毒があるというのは意外だった。
でも、身を守るのには必要なんだろうね。
最後に
このニホンアマガエルを見つけたのは街の真ん中。
こんなところでカエルに出会えるとは思わなかった。
生き物を観察していると何だかわくわくするのは、子供の頃から変わらない性分らしい。
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