アクアビーズ作品の防水加工にラッカーやニスを使えば、雨に濡れる日にも活用できるか
水でくっつく「アクアビーズ」で作った作品がけっこうたまったんだけど、水濡れに弱いというデメリットがあって、せっかくのアクセサリーもなかなか外出には活用できないでいる。
アクアビーズがどんな玩具なのかは以下の記事が分かりやすい。
そういえば昔よく僕の母親が、同じく水に弱い紙粘土で人形をこしらえていたときに、仕上げとしてラッカーやニスを塗っていた。
そこで一度、アクアビーズ作品の防水加工にラッカーやニスを使って、雨に濡れる日にも活用できないかどうか実験してみる。
アクアビーズ作品の防水加工にラッカーやニスを
ラッカーやニスでアクアビーズ作品の防水加工が可能かどうかを比較するために、キーホルダーを2つ作った。
用意したのは100円均一ショップで購入した油性のラッカースプレー。
最近は100均でだいたいのものが揃う。
これで作品に耐水性を持たせられればいいが。
ラッカースプレーは室内ではなく外で使ったほうがいい。
もちろん子供だけでは使用させず、むしろ大人だけでやってもよいくらい。
不要な紙を敷いて、プシューっとラッカーをふりかける。
スプレーの勢いが強すぎ、キーホルダーが吹っ飛んでしまったので、結局吊るすことにした。
子供と一緒にするなら、スプレーではないラッカーやニスを使用し、よく部屋を換気しながら、筆を使って塗るのがいいかも知れない。
ラッカーが乾燥したら完成。
左がラッカーなしのアクアビーズ作品、右がラッカーで防水加工したもの。
見た目ではぜんぜん分からん……。ただ右は多少ラッカーのにおいがする。
アクアビーズ作品を雨で濡れる日にも活用できるか実験する
実験のためお皿に水を張り、
アクアビーズ作品を水に浮かべる。
左右はさっきと同じ。右側ががラッカーで耐水性を高めたもの。
約3分後。
約10分後。
意外にも左側のラッカーなしアクアビーズ作品の様子に変化がない。わりと水に強いのかも。
約20分後。
そろそろ水から持ち上げてみる。
左側のラッカーなしは水を吸って粒が少し大きくなり、のりでどろどろに。
今度は右側のラッカーで防水加工したアクアビーズ作品。
ラッカーを塗ったとはいえ、小さな隙間から水が入るのが多少べたべたになる。
完璧とは言い切れず、ちょっと残念な結果となった。
まとめ
アクアビーズの防水加工にラッカーやニスを使えば、そのままの作品よりも水には強くなる。
ただ完全防水とは言えないので、多少の雨に濡れるくらいなら大丈夫でも、水に浸けて使うのはやはり難しい(普通はあまりそんな使い方をしないだろうけど)。
ボールチェーンを穴に通せばこんなすてきな(?)キーホルダーになるので、外出にも活用できそう。
耐水性はともかく、アクセサリーのアクアビーズ作品を作ってみたいという場合には、いくつかのセットが販売されているので、それを使って楽しんでみてもいい。